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2021年05月17日

分をわきまえる。

おはようございます!
今週はこんな言葉から始めます。

「分をわきまえる」

最近はあまり使われなくなっているかなー。
文字通り、自分の身分にあった
振る舞いをするという意味ですね!

「身分」という言葉が
「境界を無くそう!」という現代的な考えと
合わないと思われがちなのかもしれませんが、
今こそ、この考えはみなさんを助けてくれると思います。

先週、お話を聞かせてもらった
海洋冒険家の白石康次郎さんは
とても突き抜けた人でしたよね!

まさに「型破り」な方です。
この「型破り」も誤解されやすい言葉ですが、
「型を手に入れた人」が破るから「型破り」なんです。

白石さんは海上での船の扱いのプロ中のプロ。
型を完全に会得したからこそ、
破ることができ、その先へ行けるのです。

そんな白石さんのお話の中でも
「分をわきまえた」姿がよく分かったと思います。
人に教えを乞う時は謙虚に学ぶ姿勢を決して忘れない。
とても魅力的な人物でした!

さて、「分」に話を戻しますが、
なんとなく「分をわきまえる」とこんな風に
相手が高いところにいるイメージですよね。
分をわきまえる
収入が高いから?(笑)
これはね!高収入だとか偉そうにしているからではありません。
もちろん、「分」は「取り分」の「分」でもありますから、
「取り分が大きい」→「偉い」と思い込みやすいですが、
実は……。

「責任の重さ」です。

「取り分」=「責任の重さ」なんです。

では「責任」とは何かというと
「始末をつけられる」ことを意味します。

初めから終わりまで、万が一の時でも
目の前の問題を全うできるのか。
それが責任です。大変なことだよね。

物事を教わるというのは、そんな相手を目の前に
始末ができるように「型」を学ぶイメージ。

そろそろ学びも慣れてきて、ついつい「我流」や
「自己流」の学びをしたくなる時もあります。
もちろん、その自主性も大切なのですが、
今はまだ「型」を作る時だと思います。

先生が「丁寧に図にしてから進めよう!」と
言ってくださったら、
まずはその様に手を進めてみるのです。

分をわきまえて、謙虚に学んでみよう。

そしていつの日か「分」を得て、
みなさんが「型を破る」日を楽しみにしています!

それでは、今週も張り切ってゆきましょう!



Posted by てっしー先生 at 15:52│Comments(0)
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