私が一番好きな
いつものショートホームルーム

おはようございます。

この週末は西日本でとてつもない豪雨により
大きな災害が発生しました。

私たちはまさに「災害列島」に
生きているのだと肝に命じなけらばなりません。

日本は台風の通り道でもあり、
地震も多く、山の噴火も多くある。
厳しい自然環境にありながら、
先人たちの努力でここまで
住みやすい土地になったのですね。

よく、海外の方から見ると
日本人の宗教観は異質だと言われますが、
「どうあがいてもこの自然には敵わない！」と
いう諦観から、「八百万の神」のように
自然にあるすべてのものに神が宿ると
古くから受け止め、数ある宗教に対しても寛容に
受け止めることができるのですよ！という
話を聞いたことがあります。
なるほどね。

今、その先人たちが整えてきた
水利や防災のレベルを超えた天災が
私たちの目の前にあります。

どれだけ私たちは儚いバランスで
この土地できているのかを
知らなければなりません。

「儚い」という字は
「人の世は夢」とも読み取れます。

この世を夢ではなく、
現実として踏みだして生きるために、
私たちは考えなくてなりません。

何ができるのでしょうか。

まずは目の前のこと。
お家の防災、学校での避難訓練の確認。
広域避難場所はどこだった？
災害伝言ダイヤルはどう使うのだっけ？

そして、今できる学びを全力で。

災害に負けないためにも
私たちはしっかり働くのです。

傷ついた人たちがいるのですから、
私たちはそれを補えるように働くのです。

傷ついた体を癒すためには
栄養が必要なように、
動ける者が栄養を集めるのです。

あまりに広域にわたる災害で、
戸惑いもありますが、
こんな時こそ、できることから
一歩一歩進んでゆきましょう。

それでは、今日も１日、懸命に生きましょう。


今回の豪雨によりお亡くなりになられた方の
ご冥福を心からお祈りいたします。
また被災された皆様方にお見舞い申し上げます。