読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 18人
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
topページへ

2015年04月10日

敬意と愛を込めて

おはようございます!みなさんの担任となりました「てしがわらあつし」です。まずは、私の名前を覚えてください。ちょっと難しい名前ですが、書きますね。
カキカキ……

難しい名前だよねー。よく「刺使川原」と書かれることもあります。読んでもらえないことも多くて。
みなさんと同じ年の頃は、それが嫌でねー。ファミリーレストランとかで席の予約に名前書くでしょ?あれには他の人の名前を書いたりして、なるべく自分の名前が出ないようにしていたこともあったんだよ。今思うととても、とても恥ずかしいことです。はい。

というのもね。
私たちの持つ、苗字はご先祖様から代々続いてきた「歴史」そのものです。今生きている誰よりも古く続いている。つまり「敬意」を持つべき対象だと思うんです。私の持つ「勅使川原」も、一説には鎌倉時代から続くと言われています。ちなみにね!「勅使河原」と「勅使川原」はもともと同じ姓で、ある役所が火事になって戸籍が燃えてしまった一族の「河」の字を少しでも簡単にしましょう!ということで「川」にしたという話も聞いたことがあります。それが事実だとすると、私は火事があった役所の管轄下に住んできた一族の末裔ですね。(笑)いろんな歴史が苗字にはあるんだねー。
敬意と愛を込めて

そして、ひとりひとりが持つ「名」です。皆さんが生まれた時に「この子にはこの名を!」と授けてもらった名前です。私の「淳」は「素直」という意味があるそうです。すごいでしょ!「あいさつ・そうじ・素直」の学校に「素直」の意味を持つ先生がいるのです。運命を感じずにはいられないっ!
この「淳」はそれだけでなくて、母が私の健康をとにかく心配していて、画数から最も元気な子になるようにと願ってこの名前になったんだそうです。おかげでこんなに元気です。最近は横への成長も著しい!!(笑)こんな風に「名」は親からもらった「愛」そのものです。ほら、「愛」に「親」をつけると「親愛」という言葉ができるでしょ!「親愛なるあなたへ」最上級の言葉になるよね!それだけ親の愛は深いんだよ!!みんなも、この進学を機に、改めて自分の名前の由来を聞いてみるといいと思います。

さてさて、なんでこんな話を一番最初の朝礼でしたのかと言いますと、皆さんが2年間を過ごすこのクラスを「敬意と愛」の溢れた教室にしたいと思います。そのために、私の名前だけでなく、「みなさんの名前」を大切にしたいと考えているからです。その一つとして、まず、毎日の朝礼、各授業の始まりの呼名は「敬意と愛を込めて」フルネームで行います。毎日が入学式のようだけれど、これがまず、私がみなさんに行動を伴って伝えたい大切なメッセージです。

さぁ、それでは早速今朝の呼名から始めたいと思います!!

Posted by てっしー先生 at 20:40│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。