2012年05月26日
地に足をつけて。
先日の金環日食でこんな事がニュースに出ていました。
金環現象が観測できる所と出来ない境界線から、
太陽の直径を計測しよう!という計画です。
この計画で全国の小学生が協力したのだそうです。
で!この計画に携わった方のコメントが素敵だったのです。
「ばーっと子供たちから送られてきた観測データを
掲示された物を見てものすごくうれしかったです!!」
その表情から、
きっとこの方は毎日、天体観測を続けながら、
「天体観測」が一時的に脚光を浴びる事よりも
子供たちが科学に興味をもち、夢を描く事を楽しみに
しているんだなと感じ取れました。
これって、達成感である「やった!」は、
一時的な物であり、その先をどう考えるか
これまでの行程がいかに重要であるかを
知るためによい指針になると思います。
毎日の積み重ねを一時的にある視点から切り取ったものが
「やった!」の瞬間ではないかなと考えます。
その人にとっては毎日の積み重ねの方が
遥かに大きく長く重要というイメージ。
私たちは、ついつい試験の合格などを、
直線的な右肩上がりのイメージを持ちますが、
実際にはイラストのように日々を
「地に足をつけて」前に進んでいるのです。
そのなかで、何らかの結果を切り出すと
「やった!」の瞬間はあるけれど、
そこで終わりではないのだね。
だから、日々の何気ない仕事が重要です。
右肩上がりのグラフだとついつい、
私たちは「まとめて仕事!」をして、
無理矢理にグラフを維持し、
グラフが頂点にたどり着く事ばかりに目が行きます。
でも青い線で引いた所が、最低限一日で達成したい
仕事のハードルすれば、日々の積み重ねの方がはるかに
確実に前に進むために重要で、
右肩上がりのグラフは一面的な物だと理解できると思います。
そして、いち早く達成したければ、
この青い線を常にこえていれば、
自ずと「やった!」の時が訪れる日が早まるのだね。
さぁ!今日はどんな一日になるでしょうか。
張り切ってゆこう!