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2018年05月18日

桜色、点と線、そして面へ。

おはようございます!

昨日は「自発」の話をしましたが、
今朝は「自発」的に動けましたか?
もう聞いたことを忘れちゃいましたか?(笑)

人はどうしても忘れちゃうこともあります。
今日はそんなお話を……。

4月に上田城の清掃ボランティアをしながら、
みんなで満開の桜を見ましたよね!
その時、クラスの一人が
素敵なピンク色のジャケットを着ていたので
「わぁ、桜色でお花見にぴったりだね!」
なんてワイワイ話しました。
桜色
そして、先週。
広告デザインの授業で配色を説明している時に、
「日本の伝統色って、ネーミングも美しいですよ!
 鶯色や山吹色、海老色、卯の花色、桜色などなど
 とっても素敵ですよねー。」と話しました。

それでね!家に帰ってふっと
思い出したことがあるのです。

ずいぶん前に友人と、
「伝統色の『桜色』ってイメージと
 結構違うんだよねー」などと
世間話をしたことを思い出しました。

そこで、あっ!と
パズルのピースが合うように
ある間違いに気が付いたのです。

そう!それで今朝、この教室の壁に
伝統色のカラー見本を張り出したのですが、
ご覧ください!桜色を!

そうなんです!桜色とは
「ほとんど白に近い
 ほんのりとしたピンク」なのです。
うっかり上田城では、ピンクのジャケットに
「桜色だねー」なんて言ってしましましたが、
あれは間違いなんです。ごめんなさい!

「桜色」という表記は
古今和歌集には出てくるそうですので、
その古くから、私たち祖先は
桜の花びらはとても淡い色で
「がく」などがピンク色なんだ
ということを理解しているのですね。

すっかり私は、
そうした感覚が鈍くなっていたようです。
現代ではカメラも進歩しているのに、
洞察力が低下しているのでしょうか。
これは反省です。

しかし、こうして点として
忘れそうになっていた記憶や学びが
繋がって線となり、さらに面となり
バラバラだった知識が「身につく」ことがあります。
点と線そして面
これは嬉しいことだね!

みなさんも昨日の「自発」の話もそうですし、
授業で習った「これはなんだろう?」といった点も
いずれ、線になり面になることがあると思います。

その発見を楽しみに、今日も存分に学びましょう!

それでは、張り切ってゆきましょう!

Posted by てっしー先生 at 15:57│Comments(0)
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