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2016年04月26日

私の失敗談【後編】

おはようございます!
今朝は昨日の続きの話です。
みなさんと同じ歳のころ、私はバンド活動に励んでいたという話でしたね!
頑張った甲斐があってかビクターエンターテインメントから面談の連絡があり、意気揚々と挑んだわけです。ところが、思うように話は進まず、どうやら失敗に終わったというところまできました。なにしろ、相手が何を求めて質問しているのかわからないので、とにかく「やりたい事」をアピールし続けたのだけれど、次にはつながりませんでした。

帰りの電車では、若気の至りでしょうか、担当してくださった方の悪口ばかり言っていました。「あいつに俺たちの音楽がわかってたまるか!」なんてね。わかってないのは自分なのに。(笑)
これがまた、一層失敗の傷口を広げたなと今では思います。悪口ってね、「自分自身へ呪い」をかけるようなものなんだよ。「呪い」で、分からなかった自分を正当化してしまったから、いつまでたっても、なぜ失敗したのか知らぬまま日々は過ぎて行きました。

この失敗の原因に気づけたのは、ずっと後の事となりました。
それはなんと!ウエジョビに来てからなのです。「入学式特別講演」の佐藤芳直さんのお話を聞いて「はっ!」と気づいたのです。
もちろん、当時の担当の方に確認できたわけではないので「正解」ではないのかもしれませんが、私にとってはこれが「正解」としか思えないのです。
その答えは……

「仕事とは『人を喜ばせる』こと。」
この芳直さんの言葉です。
人を喜ばせる
あの面談で、あの担当の方が聞きたかった言葉は「誰かのために、誰かを喜ばせるために音楽を作る覚悟」だったのではないかなと思ったのです。

私はただただ、「我がため」にだけ心奪われていました。
「我がため」にビンテージの機材を欲し、アルバムを作り、ツアーをしたいと思ったのです。「誰かのため」とは大きな違いがあります。これはみんな、すぐ気付くよね!「我がため」に機材を集めれば、それで満足して終わりになってしまうかもしれない。ツアーだって「我がため」であれば、ちょっとしんどいと途中でやめてしまうかもしれない。でも、「プロ」の方々は、骨折しようが何をしようがツアーをすごい想いを込めて回ってしまうでしょ!あれは「誰かのために」という覚悟がなせる技じゃないかと思うのです。当時の私にはその覚悟がなかったのだと思う。自分の事で頭がいっぱい。
もちろん、「我がため」も大切です。
自分を磨けば、誰かを喜ばせる可能性が広がりますからね!面談では、その先を求められていたのかなと思います。

でも、この失敗があったおかげで、今の仕事に「覚悟」を持てているかな!楽しいし、充実している。そして、こうしてみんなに話ができているから、「呪い」もようやく解けたのかな(笑)!

さぁ、みなさんもすでに2回芳直さんのお話を聞いています。つまり、この「言葉」をもう胸の内に持っているのです。後は、「覚悟」を決めて行動できるか。ぜひぜひ、勇気の一歩を踏み出してみてください。「人を喜ばせる」一歩を。

それでは、今日も笑顔で始めましょう!

Posted by てっしー先生 at 14:11│Comments(0)
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