私が一番好きな
いつものショートホームルーム

おはようございます！

先週は「自立」のためには自分を律する
「自律」が必要だという話をしました。

そして今朝は「自律」のために必要なことを
話したいと思います。
ちょっと難しい話になるかもしれないけれど
今のみなさんになら
わかることだと思いますので話しますね！

「自律」に必要なのは……「自尊心」です。
自分を尊いと思う心が必要なんだ。

誤解してはいけないのが「自尊心」というのは
「自分を可愛いがる」という意味ではないです。

自分自身で決めた
「こうありたい自分」というイメージを持ち
大切にすることです。

だから、
「俺なんて、何やってもダメなんだ……。」と
すねているのは「自尊心」が足りない状態です。
そんな状態だと「どうせやっても無駄だから」と
「自分を律する」ことがなくなってしまうでしょ！

「僕は理想に向かって頑張る。
　そして、それを大切しよう！」と思えれば
自分を律することができるんだな！
それが「自尊心」です。

イメージできた？

そして、この自尊心が満ちてくると
相手に対しても、尊いという思いを持つことができる。
それを「他尊心」といいます。
自分が大切にしていれば、
同じように大事にしている人の事が分かるのです。

自分のことも、相手のことも尊いと考えられると
それは「素晴らしい仲間」となります。
お互いに励ますこともできるし、
自他共に律することができるからです。

これ大事なんだな！
相手だけでなく、自分にも厳しくできることで
良い関係が保てるんだね。

この状態を「互恵（ごけい）」といいます。
互いに律することができ、さらには
お互いの「自立」につながってゆく、
まさに「恵」となるからです。

このクラスの仲間が、
「互恵」の関係になれるといいと思わない？

そのためにはまず「自尊」から始めましょう。
自分自身の理想を改めて見つめて、
律して生きてゆくのです。
そこから始めてゆこう！

それでは、今週も張り切ってゆきましょう。