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2021年06月28日

上に伸びるか、下に伸びるか。

おはようございます!
今朝はこんなイメージから考えてみますよ。
根を張る

植物は水をあげるとぐんぐん背が伸びてゆきます。
うれしいね!人間も同じように「ほめる」という水を
与えると、ぐんぐん伸びます。
褒めた方が人は伸びます。やる気も出るものね!

ただ心配なのは、褒めちぎられて、チヤホヤされると
ひょろひょろと伸びてしまうんだなー。
誰かが支えてあげないと
その背丈を維持できないくらいに。

ほら、みなさんも頭に思い浮かぶ
人物が一人や二人ではなくいるのではないかな?
周りにちやほやされていたのに、
いつの日か急にあたりに人がいなくなって、
足元から崩れ落ちてゆく。
歴史上の人物でもいるし、有名無名に限らず、
人は驕り高ぶるとそうなるものなのです。

みなさんには、そんなひょろひょろとした
背の伸ばし方ではなく、
根っこがしっかり生えた
「自立」した人に成長してほしいと願っています。

先週、事務の高見澤先生からも
「植物は根っこが大事で、人間も同じですよ!」と
お話しいただきましたよね!その通りだと思うのです。

根っこを育てるには、風が吹いて揺らされたり、
ときには日照りの中で頑張る必要があるでしょう。
学校で何か注意されたり、
勉強が大変だーと頑張ることに似ていますね。

「姿勢を良くしようね!」とアドバイスされたら、
地道に取り組んでみる。
「食べ歩きはみっともないよ!」と注意されたら
地味だけど気にしてみる。
しっかりした根が伸びるためには、こんなふうに
ひたすら「地道なこと」を続けるしかないのです。

上に伸びると目立つから、
みんなからもちやほやされます。
根っこが伸びても気付く人は、そういません。

でもね!
自分だけは知っているのです。
あぁ、今、根っこが伸びてるなーって。

日常の積み重ねで、丁寧な過ごし方で、
しっかりした根を張るのです。

それでは、今週も元気に
根っこを伸ばしてゆきましょう!  

Posted by てっしー先生 at 16:25Comments(0)

2021年06月21日

信頼で繋がっている。

おはようございます!
今朝は「信頼」の話の続きをします。

みなさん、この教室に入る廊下に
メガネのおじさんの写真がありますよね!
気づいていました?
私は毎朝、あの写真に向かって
挨拶してからこの教室に入っています。

あの方はね!
以前、この情報処理科で
教鞭をとられていた武井良司先生です。
とてもとてもお世話になった素敵な先生でしたが、
数年前にお亡くなりになりました。

武井先生は学生との「信頼」を
何よりも大切にしていた先生で、
今のみなさんの学んでいる環境にも
大きな影響を残してくれました。

たとえば、パソコン教室。
つながる
この学校では、いつでもインターネットが
繋がっていますよね。講義中でもすぐにネットで
実習ができるようになっています。

今では珍しくないかもしれませんが、
この方法を10年以上前から導入しています。
当時は、ネット通信を授業中は制限する学校が
多かったんですよ。

でもね!武井先生が
「目の前で世界につながっているのに、
 閉ざすのは可能性をなくしてしまうし、
 必要のない時には『自制』することも
 学ぶのが学校だと思う!」と
仕組みを変えてくれたのです。
すごいでしょ!

それは、みなさんがこの学校で
真剣に学ぶと約束して入学してきた思いを
「信頼」しているからなのです。

その考え方は今も変わりません。
このインターネットは信頼でつながっています。

もし、「自制」できなければ、その都度指導します。
それが学校ですから。学んでゆこう。

でもね!度を過ぎたり、何度も繰り返し
「自制」できなければ、信頼を失ってゆき、
いずれ通信を制限しましょうなんて状況になりかねません。
それはつまらないことだと思うのです。

すっかり授業にも慣れてきて、
つい関係のないサイトを開いたり、
休み時間に開いたページが
そのままになったりしていませんか。

さて!これで教室のネットワークが常に開かれていて
使用が制限されていない事の意味が分かってもらえたかな?
「信頼」に応えることで、この環境を維持し、
これから先は、もっと自由に学ぶ事ができるのです。

さぁ!今週も張り切って学んで、
可能性の翼を広げてゆきましょう!  

Posted by てっしー先生 at 15:53Comments(0)

2021年06月14日

信用と信頼

おはようございます!
それでは、今朝は先週の話の続きです。

先週は「言い切ること」で
「信頼」を得ることができるのでは?という話でしたね。

さて、似たような言葉に「信用」があります。
この二つは何が違うのでしょうか。
信用と信頼

まず!「信用」は……。
相手に「実績」があるから、
それを信じて何かを用立てることなのです。
ほら!「信用金庫」って言うでしょ!
銀行は相手の「実績」つまり、
「資産」などを担保にお金を貸してくれるのです。

みなさんも社会に出るにあたり、
「資格」を自身の「実績」として
積み重ねることで、
相手に「信用」してもらえるように
頑張っているとも言えるね!

では、「信頼」とは何でしょう?
「信頼金庫」とは聞いたことがないから、
きっと、意味が違うのですよね!(笑)

「信頼」がないと社会はバランスが悪くなります。
というのも「信用」だけで物事が動いたら、
いつまでも大金持ちや資産家だけが「信用」を得て
新しい試みや挑戦が見向きもされなくなるでしょ!

「あの会社、まだまだ実績はないけれど、
 社員のみなさんは元気で前向きで、
 気遣いのある電話もよくしてくれるなー。
 よし、次はこの会社を信頼してみよう!」なんて事が
あったほうが良いし、実際、物事はこうして動いています。

つまり……
「信頼」は実績のように物質的なものでなく、
相手に対する印象など「目に見えないもの」に対して、
「信じて頼ること」なのです。
簡単に言えば、「人柄」ですね!

この「人柄」って、あいさつや日頃のそうじなど、
今、みなさんが学校で気を付けている事で
育まれていることは容易に想像がつくでしょ!

勉強して実績を作り「信用してもらう」ことも大切、
丁寧に生きることで「信頼される」ことも大事なんです。

そしてね!
このどちらも、簡単に失いかねないものです。

資産に驕り高ぶれば足元をすくわれるでしょうし、
丁寧さを一時の感情で失えば、
相手への印象はすぐに変わってしまいます。

日頃の積み重ねが何よりも重要です。

さぁ!それぞれの「信」を大切に
育ててゆきましょう!

今週もよろしくお願いします!  

Posted by てっしー先生 at 14:53Comments(0)

2021年06月08日

言い切る勇気。

今日は言葉遣いに関する話をします。
言葉遣い

まずは、この二人のセリフを読んでみてください。

「お昼ごろ、行こうと思います。」
「お昼の12時に行きます。」

遠回しの表現のほうが丁寧さが
伝わると感じる人が多くなったのか、
「~しようと思います。」といった表現を
よく聞くようになりました。

言葉を大切にしているのですから、
良いことだと思うのですが、
場合によって、これは困りものなのです。
と言うのも、
「行こうと思います」と言われた相手は
来るのか来ないのかが良くわかりません。

ほかにも、あいまいな表現で「行けたら行く」は
地域によっては「行かない」という意味だそうですから、
混乱してしまいますよね!(笑)

ということで、今朝は「言い切る勇気」を
みなさんに持ってもらえればと思います。

「~します。」と言い切ることは
あいまいさがなく、明確ですよね。
つまり「やり遂げる責任」が発生します。

もしかしたら、こうした責任を
無意識のうちに避けようとするため、
あいまいな「~しようと思います」という表現を
私たちは選んでしまうのかもしれません。

ここでもう一度
言われる側から考えてみましょう。

「~したいと思います」とあいまいに言われるより、
「~します」と言い切り伝えてくれた相手には
「それでは、任せよう」と思えるのではないかなー。
自然なことだよね。

そしてね!「任せよう」と思ってもらえるということは
「信じられる人」だと思ってもらえたわけです。
「信頼」を得たということなのですね。

わずかな言葉の違いですが、
言い切ること、それをやりきることを重ねることで
「信頼」を増してゆくわけです。

これから、様々な場面で
みなさんは「言い切ること」を選択できます。

すべてとは言いませんが、ここは!と思えたなら
「言い切ること」それを「やりきること」を
選んでみてください。
「信頼」につながってゆきますよ!

来週は「信頼」についてもう少し話しますね!

それでは、今週も張り切ってゆきましょう!  

Posted by てっしー先生 at 19:40Comments(0)