ひとりぐらいシンドローム
おはようございます!
夏休みが明けて1週間が経ちました。
ここは気をつけたほうがいいかな!と
思う点がありましたのでお話ししますね。
それは……。
「ひとりぐらい症候群」です。
わかりやすいかと思ってイラストにしてみました。
こちらの3人の子達が合唱をするのですが、
「ひとりぐらい怠けても大丈夫でしょ」と思っています。
するとどうでしょう。
先頭の子がこんな程度かなと小さい声で歌います。
その隣の子は……。
それよりも大きい声で歌えるわけないですよね。
当然、さらに隣はもっと声が出ません。
そして、先頭の子は「あれ、僕だけ大きすぎる?」と
より小さい声になっていきます。
「ひとりぐらい大丈夫でしょ」が頭にあると
やればやるほど楽な方へと流れ、
声が小さくなるのですね。なんという悪循環。
この調子だと意欲的な一人の歌声にも負けてしまうのです。
長期休暇中は一人で過ごす時間も多かったと思うで、
なんとなくこの「自分がやらなくても……」という
ペースになっているのかもしれません。
そのためか、先週は届出書類が滞っている人もいますし、
休み時間に遠慮してもらっているはずの
ゲームに興ずる人がちらほらと見受けられます。
放置しておけば、みなさん全員が
「このぐらい大丈夫でしょ」と流れてしまうかもしれません。
ですからまず、この瞬間から意識を変えていきましょう。
すごく簡単なことです。
この後に続く授業でのあいさつで、
誰よりも声を出すと意識してみましょう。
声を上げるという意思表示は
思っている以上に効果があります。
「ひとりぐらい怠けても大丈夫でしょ」と思わずに、
「ここは自分が声を出してリードしてやる」という思いを
声にすることで仕切り直すのです。
今週1週間がより活動的で面白いものになるんじゃないかな。
では、今週1週間もよろしくお願いします!