ひとりぐらいシンドローム

てっしー先生

2024年09月02日 10:04

おはようございます!
夏休みが明けて1週間が経ちました。
ここは気をつけたほうがいいかな!と
思う点がありましたのでお話ししますね。

それは……。
「ひとりぐらい症候群」です。


わかりやすいかと思ってイラストにしてみました。

こちらの3人の子達が合唱をするのですが、
「ひとりぐらい怠けても大丈夫でしょ」と思っています。
するとどうでしょう。

先頭の子がこんな程度かなと小さい声で歌います。
その隣の子は……。
それよりも大きい声で歌えるわけないですよね。
当然、さらに隣はもっと声が出ません。
そして、先頭の子は「あれ、僕だけ大きすぎる?」と
より小さい声になっていきます。

「ひとりぐらい大丈夫でしょ」が頭にあると
やればやるほど楽な方へと流れ、
声が小さくなるのですね。なんという悪循環。
この調子だと意欲的な一人の歌声にも負けてしまうのです。

長期休暇中は一人で過ごす時間も多かったと思うで、
なんとなくこの「自分がやらなくても……」という
ペースになっているのかもしれません。

そのためか、先週は届出書類が滞っている人もいますし、
休み時間に遠慮してもらっているはずの
ゲームに興ずる人がちらほらと見受けられます。
放置しておけば、みなさん全員が
「このぐらい大丈夫でしょ」と流れてしまうかもしれません。

ですからまず、この瞬間から意識を変えていきましょう。

すごく簡単なことです。
この後に続く授業でのあいさつで、
誰よりも声を出すと意識してみましょう。

声を上げるという意思表示は
思っている以上に効果があります。

「ひとりぐらい怠けても大丈夫でしょ」と思わずに、
「ここは自分が声を出してリードしてやる」という思いを
声にすることで仕切り直すのです。

今週1週間がより活動的で面白いものになるんじゃないかな。

では、今週1週間もよろしくお願いします!