けじめについて

てっしー先生

2018年04月10日 14:18

おはようございます!
昨日の卒業式はみなさんのおかげもあって
大変に厳粛で美しい式典になりました。
ありがとう!

さて、春休み中、学校では私たち職員、
新年度にむけて色々と計画をしてきました。

そのひとつとして
「『けじめ』ある学校生活にしよう!」
というルールが決まりました。

そして、その実践として
私たち職員はみなさんを
「ちゃん」付けで呼びません。
ニックネームでも呼びません。

今までは親しみを込めて、
そうする場面もありましたが、
今後はいつでも、
きちんと名前を呼ぶこととしました。

そして、みなさんからも
「てっしー先生」とか「てし先生」ではなく
「勅使川原先生」とけじめをつけて
呼んでもらうようにします。



「えーっ。なんだか、
 ヨソヨソしくてやだなー」と
思う人もいるかもしれません。
でもね、よくよく考えてのことなんだ。

というのも、昨年度は式典などで、
会場がざわついたりすることがありました。
今までウエジョビが育んできた
文化とは異質のものです。
みんなも居心地の悪さを感じたと思います。

「品格」というのは
職種だとか役職、社会的地位とは関係がありません。
その人が、折り目正しく生きていれば
きちんと醸し出されるものです。

総理大臣が短パンにTシャツをきて
国会答弁したら「品がない!」ってなるでしょ!(笑)
そこに集う人々が「格」を保ち、守るのです。

そのためには日常がとても大切です。
日々、きちんきちんと節度を知り生きるのです。
それを知らなければ「格」を知ることができないからね。

そして、みなさんと
私は親しくしているつもりでも、
外部の方から見たら、
「あらら!
 目上の人きちんと話もできないのか!」と
映ったとしたら……。

これは、みなさんにとってずいぶん悪いことでしょ!

さらに悪いことには、みなさんが
目上の人との話し方を学ぶチャンスを
奪っているかもしれないのです。

やはり、改めるべきなんだ。

もちろん、これまで卒業生やみなさんが
「てし先生!」とか「てっしー!!」と
呼んでくれていた時に、きちんと敬意も持って、
さらには親しみを込めてくれていたことも
重々承知しています!ありがとね!

だからこそ、今年は「相手への敬意」を
もっと具体的に行動で表現できるように
「けじめ」を大事にしたいと思います!

どうかな?納得できたみたいだね!

それでは、今週も張り切ってゆきましょう!