想像力で身を守る

てっしー先生

2015年12月07日 12:09

おはようございます!

先週、相手の言葉からその着眼点をイメージしようという話をしましたが、そんな時に必要なのが「想像力」です。
この想像力ってないと危険さえあるんですよ。
例えば、これ。

先日、私が道を歩いている時のことです。横断歩道を渡ろうと停止線に車が止まった事を確認し、進み始めると……。
なんと!
その車を追い越して、加速しながら歩道に侵入してきた車があったのです。はっ!と足を止めました。運転手も私が渡っている事にギリギリで気がついてくれて難を逃れましたが、怖い思いをしました。
同じ、経験をした事がある人!
おぉ、何人もいますね。
これ、気をつけないとね!

これは「想像力」の欠如が原因なんではと私は考えています。単純な見落としもあるかもしれませんが、追い越してきた車の運転手は「おい!なんでこんなところで止まるんだ!危ないだろ!」と追い越しているのではないかと思うのです。自分に非がないと思い込んで。そうでないと、こんな風に横断歩道前で加速しての運転をできないからね。
「その先に横断舗道があり、横断者がいて、だから前の車が止まっている」という、「想像」ができなかったのかなと。

ここから身を守るためには、歩行者も「横断歩道だからといって、車が必ず止まっているとは限らない(追い越してくる車もいるかも!)」という想像力が必要になります。

こうした交通事故を防ぐためだけでなく、ちょっとした「想像力」は身を守りますよ!
例えば、歩きながらイヤホンで音楽を聴く事。自転車ではもう禁止されていますが、歩行中だって周りの音を遮断する事は、想像するヒントを失う事になります。先ほどの横断歩道でも、もし私がイヤホンで音楽を聴いていたら、途中で気がつき、足を止める事が出来なかったかもしれません。

他にもありますよ!
冬になるとついついポケットに手を入れて歩きがちです。私は車から降りて学校までのわずかな距離でも手袋をしています。「想像」してみてください。これから雪も降ります。凍結もします。転倒した時に手をつけなかったら、どれほどの怪我するかを。
佐藤勲顧問も冬になると、ポケットに手を入れている学生を見ると「あぶないよー。」と声をかけてくださいます。心配していただき、ありがたい事です。
転倒は一瞬です。みなさんが若いからとか関係なく、手を出せないと大怪我になる。そんな「想像力」を持ちましょう。
せっかくの楽しい学校生活。怪我なく過ごしたいですよね。

ぜひ、みなさん手袋を用意してください。

それでは、今週も元気に行きましょう!