電話口での姿勢

てっしー先生

2012年01月30日 14:47

〜てっしーのショートホームルーム〜

今朝は電話での作法のお話をします。
そんなに難しい事ではなく、カンタンな事です。

ある人が電話口に向かって、
「ありがとうございます!」と
言いながら一生懸命に頭を下げています。
みなさんはどう思いますか?

(何人かの学生は変ですと答えました)
なるほど。確かに見えない相手に頭を下げる事は
滑稽に映るかもしれないね。確かに…。

でも、あえて今日はみなさんに
この「頭を下げて電話する姿」が
正しいのだ!とお伝えしたい。

変かもしれないけれど、見えない相手だからこそ、
電話で精神誠意を尽くすには、
全力の行為で思いを伝えなければなりません。

もし、この行為にどうしても理由が
必要ならこう説明しましょう。

言葉の後に頭を下げると必然、「間」があります。
この「間」には相手へ思いを伝える
充分なチカラがあるのです。
実際にやってみましょう。

ふんぞり返って「ありがとう」と言う場合と違い、
頭をさげた全力の「ありがとう」は
姿が見えなくても、
「間」から行為が目に浮かびますよね。

そして、みなさんにはそうした「間」も分かる
社会人になってほしいと期待しています。

さぁ、今週も寒さが続きますが、はりきってゆこう!