後から気づくこともある。
おはようございます!
今日のお話は…
ちょっとした事が、
後になって「はっ!」とさせられ、
とても学ばせてもらえることがあるというお話です。
私が華のバイトリーダー時代(笑)のお話です。
クリスマスのディスプレイから年末年始の陳列に変えようと
閉店30分間ぐらいから作業をしていたら、
常連のお客様から
「ほ〜。早いね〜。まだ、クリスマスも終わってないのにね〜」
なんて声をかけられました。
その時はなんてこともなく、「はいっ!」と
笑顔で過ぎた何でもない瞬間だったのですが…
それから2年ほどして、ある百貨店へ入店販売する事になり、
前日に搬入作業となりました。
そのとき、担当の方からこんなお話があったのです。
「閉店後、お客様が完全に外に出られた事を
確認しましたら、みなさんにお知らせいたします。
それまでは絶対に売り場に搬入しないでください。
お客様にとって楽しみな『商品』を
『荷物』としてお見せする訳にはいきませんし、
今回お願いしております催事場は、
明日の開店後、お客様にまっさらな状態で
お楽しみいただきたいのです。ご協力ください。」
私は、
「はっ!」となりました。
そうか!2年前、
早めに仕事を切り上げようと思って、
開店中に入れ替え作業をしたけれど、
こうした考え方からすれば、
随分ひどい事をしてしまった…
そういえば、あの常連の方が少し寂しそうに
声をかけてくれた様な気すらしてきました。
この一件は私にとって、
新しい考え方を示してくれました。
もちろん、小売業ではいろいろな考え方があります。
あえて、お客様の前で荷解きをするお店もありますから、
この考え方が絶対だと言う訳ではありません!
みんなもこれから、いろいろな考え方に触れて、
自分の考えとして取り入れて行ってほしいです!
そして、後になって気づく事はいくらでもあるけれど、
それを恐れる事はないです。
その都度、その
学びに感謝して前へと進みましょう!
それでは、今日も張り切ってゆこう!