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2019年05月27日

シンギュラリティがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

5月とは思えぬ暑い日が続きますねー。
この週末、私は浅間山の近く、
水ノ塔山と篭ノ塔山の縦走ハイキングを楽しんできました。
山登り
まだ、お花の季節には早いですが、イワカガミの葉が
ツヤツヤと輝いて、満開の季節を予感させてくれていました。
ぜひ、信州の山に遊びにきてくださいねー。

さてさて、学生たちは今週、
元リッツカールトン日本支社長の
高野登さんの講演があります。
演題には「シンギュラリティ」の文字が……。
今朝は、その話題を授業につなげて話しましたー。

ちょっと長文になりますが、
よろしければお付き合いくださいませ。
感想などもお待ちしていますねー。

さてさて、始まり始まり〜。

=============

おはようございます!
今週は高野登さんが講演に来てくださいます。
なんでも「シンギュラリティ」について
触れてくださるそうです!
これは、ITを専門に学ぶ
ネットワークエンジニアコースとしては
予習してから会場に行きたいですねー。

「シンギュラリティ」とは技術的特異点。
大雑把に言えば、AIが人間の手を借りずとも
自己改善し、より高みに到達し、
人類の能力を上回るとされる時です。
シンギュラリティ
なんと2045年がその時とされています。
詳しくは、レイ・カーツワイル博士で調べてみましょう。

さて、なぜそんなことが起きると予測されるかというと
これまた、大雑把な説明だけれど、
コンピューターはこんな風にどんどんと扱える
データを加速度的に増やしています。

バイト、キロバイト、メガバイト……。
みんなはもう十分に学んでいるよね。
この単位は1,024倍ずつだったよね。

つい数年前まで、
「テラ」なんて夢の単位だと思っていたのに。

まもなく次の単位も日常的になりそうですよ!
次の4つの単位は「ペジー(PEZY)」と覚えましょう。
ペタ、エクサ、ゼッタ、ヨッタ。
なんか「ヨッタ」ってかわいいね。(笑)

当たり前だけれど、
コンピューターはこの「膨大な数字」を
「正確」に扱うことができるのです。
例えば……
これまた大雑把なイメージで例えて話すと……

6億回、サイコロを振ったら
「1」の目は何回出るかな?
そう!1億回と答えるよね。
私たち人類は、確率から1億と答えます。
勉強しておいてよかった!(笑)

でも、AIは「膨大な数」を扱えることを生かして、
6億回、試してみることが可能なんだな。
そこに1が出現する「特徴」を見出したりする。

すごく独特な考え方だよね。
最近よく聞く、ビッグデータやIOTなんていうのは
この「膨大な数」につながってゆきます。

おっ!今朝は、時間になってしまいますね。
それでは、今日は午後に私の授業があるので、
続きはその時に!お昼休みに少し、
人工知能について考えてみてくれたらうれしいです!

===午後の授業===

さてさて!
もう少し、人間とAIの考え方の違いを
考えてみましょう。

私たちは、相手の表情をうかがうということします。
「元気そうだな」とか
「あれ、表情が暗いな?」なんて。そこから、
もうすぐ笑いそうだな。とか泣いちゃいそうだと考えます。

一方、AIは私たちの表情を24時間、
何日も撮影し続けて膨大なデータを蓄積します。
そのデータから「特徴」を導き出し、
今の表情から次の表情を予測するのです。
そこには、私たち人間がする予測とは全く違う、
学習方法と人間には説明できない考え方があるのです。

実際に、最近AIによる天気予報で、
雲の衛星写真だけから予測を行い90%以上的中させる
システムもあるのだそうですよ。

でもね!AIはその答えの理由は教えてくれません。
AIにとっては「それが答えだから」としか言いようがないのです。
そもそもの考え方が違うので、
一生かかっても分かり合えないかもしれません。

なんだか、不思議な世界ですが、便利なことは間違いないので
ここ最近のAIブームとも言える状態が続いているのですね。

さて、そんなAIがシンギュラリティで
人類の能力を超えると言われているのですが、
気になるのが「人類はAIに支配されるのでは?」という考えですね。

私は、「支配されない」と考えています。
というか、AIは「支配する」という気すらないと思います。

それは、支配といった「願望」って
人間や動物が「生きたい!」と願う根源的な力から
生まれるものだからです。

ほら、みなさんのスマートフォンの
バッテリーが少なくなってきても
「うがぁあああ!!あと5%しかない!!!
 助けてくれー!!充電してくれー!!」なんて
断末魔の叫びは上がらないでしょ。(笑)
静かに電源が切れるだけです。

機械に「生きる欲求」がそもそもないからです。
そして、これからも「あえて」埋め込まない限り、
その欲求や願望は生まれないのです。
だから、AIは常に人間のパートナーとしての位置にいるわけですね。

ただね!!
ひとつ気をつけなければならないことがあります。

AIは「支配」しませんが、
人間がAIに「依存」することは考えられます。

今でも十分に依存しているという人もいるかもしれませんが
すでに90%を超える天気の予報ができるのです。
限りになく「正解」に近い答えを導く、
AIに私たちはどんどんと依存してゆく部分が増えてゆきます。

これが、「AIに仕事を奪われる」という考えの始まりかな。
私たちより優れている部分があるのですから。

さぁ!どうする?人間はどうすればいいのでしょうか。

きっと、高野さんの講演でもそのヒントが聞けると思いますよ!

私は、人間とAIの考え方が違う以上、
できることは「人間らしく考えること」に尽きると思います。
そして、その人間らしさは「生きたい!と願う欲求」から
沸き起こるのです。

つまり!「生きる!」チカラを磨くこと、
「生きたい!」と力強く願うことが
AIと共存し人間らしく存在する方法なのだと考えています。

もっと簡単にいうと……
「はつらつと生きよう!」なのです!!

そこにはAIにはできない発想が生まれるんだな。
人間だからこその「生き方」を選ぶことができると思うのです。

さぁ、みんなはどんな風に考えるかな?
2045年が楽しみになってきたかな!

それでは、今週も張り切ってゆきましょう!

Posted by てっしー先生 at 16:38│Comments(0)
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